「 ジョウロ 」です、 「 東京本染 」 注染の手仕事による技法に用いられます
機械生産を上回る手作業の裏付けは「 連携 」、「 感覚 」、「 リズム 」の三拍子
「 手ぬぐい 」 になるまでの流れです
生地の歪を取るために湯に浸した綿織物からスタート
一反 (約12m) に丸巻にします、一反木綿です
和紙を何層にも柿渋で張り合わせた型紙に、
もち米、海藻、石灰などから成り、柄や染料の種類に合わせ調合した糊で
型紙の模様を生地に写します
型付け後
「 注染 」 です、注ぎます、カギ付きの専用ジョウロで注ぎます
さじ加減一つで、染め分け・ぼかし等も
糊や余分な染料を豪快に洗い落とします
ヤグラにてイッキに乾燥
手ぬぐいサイズにカットしてゴール
染色工場は、廃校になった学校の建材で骨組みされ,どことなく温もりもあり
特に作業場の足場板、使い込まれた感に、暖かさを感じました
降幡 洋 (フリハタ ヒロシ)