きっかけは・・・人形町 日々のこと

最近は、アレルギー体質の方が増えてきているような気がします。

 実は、私もその一人なんですけどね・・・。

そんな私がこだわっているものの一つに

「肌ざわり!!」というものがあります。

特に、木綿(コットン)は肌ざわりが優しく、とても気持ちが良く

かなり大好きな素材です。

 

その木綿繋がりで出会った物・・・「手ぬぐい!!」

クレードル リニューアル時に、お手洗いの手拭に手ぬぐいを使用したこと、

それがきっかけで、手ぬぐいの老舗「梨園染 戸田屋商店」と出会いました。

外観・・・

二階・・・

こんな感じにたくさんの手ぬぐいが・・・。

 

戸田屋商店  手ぬぐいへの三つのこだわり

・デザイン

圧倒的なバリエーションに伝統のデザインに新しいものをプラスして

常に新鮮で、刺激あるものを!

・手づくり

機械では感じられないハンドメイドの温かさ、色の美しさ、風合いを!

・生地

使い込むほど味がでて、色の変化も楽しめます!

 

私の好きな仕事

一反 (約12m)の手ぬぐいを切り分けるところ

とにかく、素早い鋏(はさみ)さばき!!


                     あっという間に完成!!

 

ここで一つ、手ぬぐいが切りっぱなしな訳・・・

切りっぱなしにする事で雑菌が繁殖しづらい状態にするという意味もあるそうですが、

戸田屋さんいわく、木綿という生地は洗えば洗うほど、ギュッと目が締まって

硬くなるので解(ほつ)れていかないんだそうです。

あと一つ・・・

戸田屋さんの手ぬぐいには、一つ一つに名前と意味があり、

こんな感じに説明書きが...

 

他のもこんな、名前と意味が・・・。

 

・山道

江戸時代に考案された模様で、こぼれ松葉に斜めにぼかしを

入れたのが、そま道(細くて険しい山道)に似ているところから山道の名前がついたとか・・・

 

・釘抜き(仲間文様)

柄の全てが連続して繋がっており仲間意識を表していて、模様の四角は、釘抜きを

表すことからこの名前がついたとか・・・

 デザインで選ぶも良し、名前や意味を見て選ぶも良し

宝探し気分でいってみてはいかがでしょう☆

“武田”