SHARAKU 日々のこと

とある休日

またしても上野に
お目当ては、
「ジャイアントパンダまで、2時間待ちになりまーす。」
ということで、パンダは、またの機会に。see you
 

しかし、このまま帰るのもなんなので
というか、ホントは、こちらが目的で上野に来ました!
写楽展」 東京国立博物館  5/1 〜 6/12 
syaraku.jpg
東州斎写楽(トウシュウサイ シャラク)
江戸時代  
彗星のごとく現れ、わずか10ヶ月で150点もの作品をつくり、
こつ然と姿を消した、未だ正体不明の謎の浮世絵師。
かなり、ミステリアスな方です。
今回、写楽の作品のほとんど全てが、上野に集結。
浮世絵が、ずらりと並んだ様は、なかなか圧巻です。
写楽作品の大きな特徴の一つに
「人間の真実の姿を描く」ということが、言われているようで、
 
 
確かに、他の浮世絵師が描いたものに比べると
表情に
どことなく、哀愁が・・・あったり・・・なかったり。
syaraku.jpg「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」
浮世絵と一言で言っても
絵師 刷り師 彫り師  の三人の職人から成り立ちます。
おもしろいのが、同じ絵でも、刷り師や彫り師が代わると
作品の出来が、良くも悪くも、がらりと変わってしまうところ。
花形の絵師に それを支える 刷り師に彫り師。
最近、そんな日本人の繊細な技術を目にしたり、触れたりと
 
なんだか
 
魅かれます。
雨下 智史(アメシタ サトシ)