お伊勢参り 日々のこと

じわじわと暑い季節がやってきていますね。

それとは逆に、まだまだ寒さが残る頃。三重県伊勢市に行ってきました。

ここには天皇の祖先である日本神話の天照皇御神(あまてらすのおうみかみ)が祀られてる御宮(おみや)があります。

去年遷宮(せんぐう)があったのでふたつの宮が並んでいる景色が見たくていってきました!!

遷宮とは、いつまでも神様に若くいてほしいと願う民の気持ちと、次世代まで伝統の技術を引き継いでもらいたいという気持ちでできた行事です。

 

御宮の敷地は平日にもかかわらずたくさんのお参りに訪れた人であふれていました。

冬至の前後一ヵ月は内宮前の宇治橋(うじばし)に朝日がかかるのが見れるということだったので気合いを入れて早朝から内宮へ。足下もほとんど見えないくらい暗い中での参拝はすごく静かで清らかな時間が流れているようでした。

しばらく待っていると山の間から宇治橋にかかる朝日が。

宇治橋の前には神々しい光に引きつけられた人達が集まって拝(おが)んでいる。そんな光景に出会いました。

 

 

日が出始めると昔の面影を残した参道のおはらい町、おかげ横町も、参拝しに来た人達で賑(いぎわ)いまるで江戸時代にでもタイムスリップしたよう!

 

 

もちろんあの有名な赤福もほおばって。ほかにも伊勢には伊勢うどん、てこね寿司など名物がたくさん!

 

 

時間に余裕のある場合はちょっと足を伸ばして他の宮を訪ねるのもおすすめです。

少し遠いですが今の伊勢に移る前の内宮、外宮があった瀧原宮(たきみやはら)は落ち着いた自然の中に静かにたたずんでいてかなり癒されます。

まだ行かれたことのない方はぜひ旧内宮、旧外宮が取り壊される前の10月までに行かれるのをおすすめします!

またお会いできるのは20年後。

確かな神様の「気」を感じれる旅になりました。

 

近藤